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楽天証券でつみたてNISA、口座開設から積立設定までの手順

2026.07.27

木の机にノートパソコンを閉じて置き、湯呑みと小さな観葉植物にやわらかい朝の光が差し込む静物

前の記事で「うちは銀行じゃなくて楽天証券でつみたてNISAをしている」というところまで書きました。

NISAは銀行より証券会社、手数料と商品数のちがい

書いたあとに「じゃあ実際どうやって始めるの」と聞かれることが何度かあったので、今回はうちの口座開設の流れと、積立の設定画面の中身をそのまま出そうと思います。金額の部分だけは伏せていますが、それ以外は実際の画面です。

口座開設は申込→本人確認→審査→開設の4ステップ

楽天証券の口座開設は、公式サイトによると申込→本人確認書類の提出→審査→口座開設という流れになっています(楽天証券公式サイト、2026年7月確認)。

本人確認の方法は2つあって、スマホでの本人確認(eKYC)と、書類のアップロードから選べます。スマホでの本人確認を選ぶと最短翌営業日にはログインIDがメールで届くのに対して、書類アップロードの場合は郵送になるので申込から5営業日ほどかかるようです(楽天証券公式サイト、2026年7月確認)。急いでいないなら好きな方でいいと思いますが、早く始めたいならスマホの本人確認一択だと思います。

本人確認書類は、マイナンバーカード・運転免許証・住民票の写し・パスポート・在留カード・印鑑登録証明書のいずれか1点でよく、マイナンバーカードなら本人確認書類とマイナンバー確認書類を1枚で兼ねられるので、これが一番手続きが少なく済むとされています(楽天証券公式サイト、2026年7月確認)。うちもマイナンバーカードで申し込みました。

NISA口座は1人1つ、銀行にすでにある人は変更が必要

前の記事にも書いたとおり、NISA口座は1人につき1つの金融機関でしか持てません。すでに銀行でNISA口座を作ってしまっている人は、証券会社に移すのに金融機関変更の手続きが要ります。

1人につき1つ、ということは、裏を返せば夫婦ならそれぞれ1つずつ持てるということです。うちも夫婦それぞれで口座を作って、二人とも積み立てています。世帯でひとつ、ではないので、結婚している方は「二人分作れる」と覚えておくといいと思います。

このあたりの変更できる時期や注意点は前回の記事にまとめているので、気になる方はそちらを見てもらえたらと思います。新規で口座を作る人はこの章は読み飛ばして大丈夫です。

中に入るとこんな画面

口座開設が終わってログインすると、こういうホーム画面になります。

楽天証券にログインした後のホーム画面。資産合計や買付可能額の金額部分は伏せています

正直、最初にこの画面を見たときは情報量に圧倒されました。ニュースやマーケット情報、口座管理、いろんなメニューが並んでいて、どこを見ればいいのかしばらくわかりませんでした。でも触るのはNISAのメニューだけと決めてしまえば、あとは無視していい画面です。

NISAのメニューに入ると、こういう画面になります。

楽天証券のNISAトップ画面。つみたて投資枠と成長投資枠がドーナツ図で表示されている。金額部分は伏せています

ここで「つみたて投資枠」と「成長投資枠」という2つの枠が出てきます。つみたて投資枠は年間120万円、成長投資枠は年間240万円が上限で、あわせて年間360万円まで使えます(楽天証券公式サイト、2026年7月確認)。画面の成長投資枠のところに「残り2,400,000円」と出ているのは、この240万円の年間上限のことです。うちはつみたて投資枠がメインで、成長投資枠のほうは少しだけ使っています。

積立の設定は、うちは1件だけ

積立設定の一覧画面はこうなっています。

楽天証券の積立設定一覧画面の上部。クレジットカード決済の設定欄と、1件表示の文字が見える。金額部分は伏せています

画面の下の方に「1件中1件表示」とあるとおり、うちが組んでいる積立設定は本当にこれ1つだけです。銘柄を分けて何本も積み立てる人もいるみたいですが、うちは選ぶこと自体が苦手なので、最初に決めたものをそのまま続けています。

その1件の中身がこちらです。

楽天証券の積立設定一覧の1行。ファンド名がeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)、積立指定日が毎月8日、口座がNISAつみたて投資枠、分配金コースが再投資型と表示されている。金額部分は伏せています

うちが積み立てているのは、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)、いわゆるオルカンです。世界中の株式にまとめて分散投資するインデックス型のファンドという種類のものです。どの銘柄を選ぶかは人によって考え方が分かれるところなので、ここで特定の商品をおすすめするつもりはありません。商品を選ぶときは、必ず公式の目論見書や説明を読んで、自分で判断してもらえたらと思います。

積立指定日は毎月8日、口座はNISAつみたて投資枠、分配金コースは再投資型にしています。分配金コースは受取型と再投資型から選べて、うちは分配金が出てもそのまま再投資される方を選んでいます。

クレジットカード決済で積み立てるとポイントが付く

積立の引落方法は何種類かありますが、うちは楽天カードのクレジットカード決済にしています。

クレカ決済で積み立てると楽天ポイントが付く仕組みで、還元率はカードの種類によって変わります。楽天証券公式サイトによると、対象ファンドの代行手数料(信託報酬に含まれる、販売会社が受け取る分)が年率0.4%未満の場合、楽天カード(一般)は0.5%、楽天ゴールドカードは0.75%、楽天プレミアムカードは1%、楽天ブラックカードは2%の還元率です。代行手数料が年率0.4%以上のファンドの場合は、一般・ゴールド・プレミアムのカードがまとめて1%、ブラックカードは2%になります(楽天証券公式サイト、2026年7月確認)。うちがどのカードでどちらの区分にあたるかはここでは書きませんが、仕組みとしてはこうなっています。

クレカ決済でポイントが付く積立額には上限もあって、月100円から10万円まで、複数のファンドを積み立てている場合はその合計額が10万円までとされています(楽天証券公式サイト、2026年7月確認)。つみたて投資枠の年間上限120万円は、月にならすとちょうど10万円なので、クレカ決済だけでつみたて投資枠をまるごと使い切ることもできる計算になります。

楽天銀行と連携する「マネーブリッジ」

楽天証券は、楽天銀行と口座を連携させる「マネーブリッジ」というサービスも用意しています。連携しておくと、証券口座の買付資金が足りないときに銀行の残高から自動で充当してくれたり、楽天銀行の普通預金に優遇金利が付いたりします。

優遇金利は、普通預金残高1,000万円以下の部分が年0.38%(税引後年0.302%)、1,000万円を超えた部分が年0.32%(税引後年0.254%)です(楽天証券公式サイト、2026年7月確認)。金利は前月末時点で連携が完了している人に、翌月分として適用されるようです。うちも楽天銀行と楽天証券を両方持っているので連携はしていますが、この記事の積立自体はクレジットカード決済で行っています。

楽天証券でできること

ここまでつみたてNISAの話ばかり書いてきましたが、楽天証券で扱っているのは投資信託だけではありません。楽天証券公式サイトによると、投資信託・国内株式・外国株式・金/プラチナ/銀・FX・債券・iDeCoなど、幅広い商品やサービスを取り扱っています(楽天証券公式サイト、2026年7月確認)。うちが実際に触れているのは、そのうちのごく一部です。

うちの場合、私はつみたての投資信託が中心で、夫は同じ楽天証券で金を買っています。同じ家の中でも触っているものは違いますが、扱っている会社が同じだと、わからないことを聞き合えるのは地味に助かっています。

どれがいい、という話ではありません。こういう選択肢がある、というだけの紹介なので、何を選ぶかは公式の説明を読んで、ご自身で決めてもらえたらと思います。

いくらから始められるか

うちが書いてきた画面はどれも実際に積み立てている口座のものですが、金額そのものはずっと伏せてきました。ここで書けるのは金額ではなく、最低ラインの話です。

楽天証券の投信積立は、公式サイトによると月々100円から始められます(楽天証券公式サイト、2026年7月確認)。100円が全世界の株式に触れる最初の一歩になる、という設計です。もちろん100円のままではなかなか実感は湧かないと思いますが、無理のない額から始めて、家計に余裕が出てきたら見直す、くらいの気持ちでいいはずです。無理な金額を設定して続かなくなるより、ずっと現実的だと思います。

大学生の子どもにも、毎月1万円の設定をしています

うちでは、大学生の息子たちにも毎月1万円ずつの積立設定をしています。増やすことが目的というより、若いうちに「毎月自動で積み立てる」という習慣そのものを持っておいてほしかったからです。

おもしろいのは、本人たちがほとんど意識していないことです。「知らない間に引き落とされてる」「あ、そういえばやってたな」と言われました(笑)。毎月決まった日に自動で買われていくので、意識する場面がそもそもないんです。

でも、そこがいちばん強いところだと思っています。積立が続かない理由の多くは、忘れることと、面倒になることです。自動にしてしまえば、忘れていても続きます。気合いで続けるものではなく、仕組みで続けるものなんだな、と息子たちを見ていて思いました。

もちろん、無理のない金額で、というのが大前提です。

この記事の数字と免責について

この記事に書いた投資枠の上限額、ポイント還元率、優遇金利、最低積立額などの数字は、2026年7月時点でうちが楽天証券の公式サイトを確認して書いたものです。制度や手数料、ポイント還元の条件は今後見直されることがあるので、実際に申し込む前には必ず楽天証券・楽天カードなど各社の公式サイトで最新の内容を確認してもらえたらと思います。

この記事はうちが実際にやっている設定と、公開されている情報を整理したもので、投資の助言ではありません。「必ず増える」「元本保証」ということはありませんし、どの商品を選ぶか、いくら積み立てるかは、必ずご自身で判断してもらえたらと思います。

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