⏰ やめた家事

洗濯物はたたまずハンガー収納に、タンスのぐちゃぐちゃが解消

2026.08.02

朝の光が差し込む洗面所で、白いシャツが数枚ハンガーにかけられてすっきりと並んでいる様子

洗濯物を、たたむのをやめました。

うちの基本は、乾いたらハンガーにかけるだけです。根性でこうなったわけではありません。ドラム式洗濯乾燥機に替えてから、洗濯物が乾いた状態でそのまま出てくるようになって、たたむという作業自体が要らなくなった、というのが正直なところです。

たたむたびに、タンスがぐちゃぐちゃに戻っていた

木の引き出しから服がはみ出して、押し込まれている様子

以前は、洗濯物をたたんでタンスにしまっていました。ちゃんとたたんで、色や種類ごとに揃えて、引き出しに入れる。ここまでは、まあふつうのやり方だったと思います。

問題はそのあとでした。子どもが服を選ぶとき、手前ではなく奥のほうから好きな柄を引っぱり出してくるんです。上から掘るようにして取り出すものだから、気づくと引き出しの中はぐちゃぐちゃで、たたみ直してもまた数日で元通りでした。

そのたびに、正直よく怒っていました。「なんでたたんだのに崩すの」と。声を荒げたあと、いつも少し自己嫌悪でした。今思えば、子どもが悪いというより、崩れやすい仕組みのままにしていたわたしの方に無理があったんだと思います。

ハンガーにかけるだけにした

クローゼットのバーに、同じ木のハンガーで白やベージュの服が整然と並んでいる様子

で、今のうちの基本は、乾いたらハンガーにかける、それだけです。かける、がそのまましまう、になるので、工程がひとつ減りました。

これが地味に効いています。

ハンガーにかかっている服は、取り出すときも1着だけ動かせば済みます。隣の服まで一緒に崩れることがない。タンスの奥から掘り出すのとは違って、そもそも崩れようがない構造になったんです。クローゼットの服を減らした話を書いたときも似たようなことを感じましたが、量より先に、崩れない仕組みにする方が効くんだと思います。

子どもも、自分で選んで自分でかけ直すのが、たたみ直すよりずっと簡単みたいで、以前ほど散らからなくなりました。

寝間着だけは、少量をたたんでタンスに

木の引き出しに、たたんだパジャマが3〜4枚だけ入っている様子

とはいえ、全部をハンガーにできるわけではありません。うちで唯一たたんでいるのは寝間着です。これは各自のタンスに、少量だけ入れています。

コツは、量を絞ることだと思っています。何枚もあると結局は探して掘り出すことになるので、そもそも崩れる量を持たないようにしています。3、4枚あれば十分で、それ以上は増やしません。

下着やタオルは、たたまずコンパクトに

下着やタオルのように、そもそもハンガーにかけられないものもあります。こうしたものは、丸めて仕切りケースに立てて収納すると、たたむよりも早く、取り出すときも1枚ずつ引っぱり出せて崩れにくい、とよく言われています。

どのみち、たたむ枚数そのものが減っているので、残ったぶんはそこまで負担になりません。ハンガーにかけられるものを全部かけてしまえば、あとに残るのは本当にわずかです。

ハンガー収納に変えるとき、要ったもの・要らなくなったもの

必要だったのは、まず形をそろえたハンガーです。うちは木製のハンガーで統一しています。バラバラの厚みや素材のハンガーが並んでいると、服の間隔が均等にならず、結局ぎゅうぎゅうになって取り出しにくくなるからです。あとは、かけるための十分なバーの長さが要ります。

逆に要らなくなったのは、引き出しの中で服を仕切るための小さなケースや、たたんだ服を立てて収納するための仕切りグッズでした。たたまなければ、仕切る必要もなくなります。

家族が慣れるまで

家のやり方を変えるとき、家族全員がすぐ切り替わるわけではありません。しばらくは、前のやり方のままの人が出てきます。

ただ、ハンガー収納は「かけるだけ」なので、覚えることがほとんどありません。たたみ方を教えるより、はるかに簡単です。慣れるまでの時間は、そう長くかからないほうの変更だと思います。

ハンガー収納が向いていない家もある

クローゼットのバーが短い家や、そもそも収納スペースが少ない間取りでは、この方式は難しいかもしれません。ハンガーにかけるには、かけるためのスペースが要るからです。衣類が多い家族や、部屋数に対してクローゼットが小さい家では、たたんで収納するほうが省スペースになる場合も多いはずです。うちの場合は、クローゼットの容量に対して家族の服の量がちょうど収まる程度だったので、この方式に変えられました。

「かける」だけで済むのは、ドラム式のおかげ

以前は干す・取り込む・たたむ・しまうの4工程だったのが、ドラム式洗濯乾燥機のおかげで「かけるだけ」の1工程に減ったことを示す比較図

たたむのをやめられたのは、気合いや工夫というより、洗濯機のおかげが大きいです。以前は、干す、取り込む、たたむ、しまう、という4つの工程を毎回こなしていました。今は、洗って乾かすところまで機械がやってくれるので、残るのは「かける」だけです。

型落ちを狙って買ったドラム式洗濯乾燥機の話を書きましたが、あの買い替えがなかったら、たたむのをやめるという発想自体、なかったと思います。

たたむのをやめたのは、ずぼらになったからではなく、続けられる形にしたかったからです。うちは寝間着だけたたんでいますが、それも量を絞っているから続いています。すべてをハンガーにする必要はないですし、無理に真似しなくていいと思っています。

家事をやめる話は他にも書いていて、トイレにマットを敷かない話もそのひとつです。

うちだけかもしれませんが、タンスの中がいつのまにかぐちゃぐちゃになっているお家、ほかにもあるでしょうか。それとも、たたむのがちゃんと続いているお家の方が多いんでしょうか。

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ハンガーの形をそろえると、見た目も掛けやすさも変わります。こういうタイプのものです。

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